
珍しい一品を紹介したいと思う。
それは、グリーンアンバー。
その名の通り、緑の琥珀である。
琥珀は、樹脂(松やに)が地中で化石化したものであり、有機物であるために鉱物ではないが、宝石のひとつとして数えられている。
大昔に、流れ落ちた松柏科植物の樹液が何千万年という長い年月を経て、こんな美しい宝石になるのだから自然のつくりだす神秘に驚嘆するが、天然琥珀は、最低5千万年前のものでなくてはならなく、それよりも若ければ、琥珀ではなく「コパール」とよばれる。(この区別がきちんとされていない場合も多い。)
通常琥珀と聞くと、「べっこう飴」のような黄色〜茶色を思い浮かべることと思う。
でも、なかには、写真のように綺麗な緑色をしたものもあり、私たちの「琥珀」のイメージが一変する。
なかなかうれしい裏切りである。
また、研磨技術の向上とともに、以前はその硬度の低さから、シャープなファルセットをつくるのが大変困難だった琥珀も、こんなに美しい輝きがでることが可能になった。
こんなことを言っては申し訳ないが、いままで、琥珀、というと少し「おばさん臭い」というイメ−ジがつきまとっていたが、これをもって、名誉挽回、だろうか。
しかも、琥珀はとても軽い。(海水に浮く)
普通の宝石であれば、不可能な大きさのイヤリングも、軽々つけられるのもアンバーならではである。
そのさわやかなグリーン色も魅力的だが、ストレス解消や、元気の素になるらしいし、そのうえ、お肌にも良い、と聞けば、これはぜひこの機会に、ひとつ大きめのものを、と思ってしまう。
心に光をともし、生きる喜びを与えるという琥珀。
手にとると、包み込むようなそのやさしさがうれしい。
おわり

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